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ブルックがカーンに6回TKO勝ち 元世界王者“戦わざるライバル対決”に決着

2022年2月20日 10時46分

 英国の注目大物対決、ケル・ブルックvs.アミール・カーンが19日(日本時間20日)マンチェスターのAOアリーナに2万2000人の観衆を集めて開催され、ブルックが6回51秒TKO勝ち。戦わざるライバルといわれた35歳同士の対決に決着をつけた。試合はウェルター級2ポンド超の149ポンド契約で行われた。

 初回、偵察戦の様相の中、ブルックが右カウンターを口火に攻め込むとアゴに不安があるカーンは脚が震える。2回、アウトボクシングで反撃の兆しを見せたカーンだが、3回終盤、ブルックの右クロスを浴びてまたも劣勢に陥る。

 5回、ブルックのワンツーから右連打で追い込まれたカーンは辛うじてラウンドを乗り切る。しかし6回、ブロックが左フックから連打で仕掛けると、レフェリーストップがかかった。

 生き残ったブルックは40勝28KO3敗。引退もささやかれるカーンは34勝21KO6敗。

 セミのWBO・S・ウェルター級王座決定戦は、ナターシャ・ジョーンズ(米)がクリス・ナマス(ウルグアイ)に2回28秒TKO勝ちで戴冠。初回、右フックでダウンを奪ったジョーンズ(11勝8KO2敗1分)が2回にもナマス(25勝8KO7敗)倒しタオルが入った。ライト級で戦っていたジョーンズは3階級越えでベルトを獲得した。

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