亀田裁判で敗訴のJBC会見 永田理事長「試合を継続することが大事」
2022年2月24日 19時05分
2022年2月24日 18時46分
亀田兄弟および亀田プロモーションがJBC(日本ボクシングコミッション)の不当な処分によって国内でプロボクシングの試合を行う機会を奪われ、甚大な損害を被ったとしてJBCに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が24日に言い渡された。東京高等裁判所は一審判決を追認し、JBCに対して1億10万円の賠償を命じた。
亀田興毅氏ら原告側は、2013年12月のIBF&WBA世界S・フライ級王座統一戦後の王座の扱いをめぐる騒動で、JBCによる亀田ジム関係者のライセンス更新を認めない処分を受けたため、亀田3兄弟が日本国内でプロボクサーとして活動する場を失ったと主張。1審ではJBC側に約6億6000万円の損害賠償を求め、東京地裁は4550万円を支払うようにJBC側に命じていた。
今回、高裁の判決では賠償額が1億10万円に増額。この日会見を行った亀田側代理人の北村晴男弁護士は、精査前の段階としつつ、1審では処分により行えなかったのが少なくとも1試合だったという判断が、2試合行えなくなったものと認められたため増額となったのではないかとの考えを示した。
1審に続き亀田側の訴えが認められたかたちだが、同弁護士はJBCに対して「(違法な処分であると認められながら検証や改革等)反省を1ミリもしてこなかった」と批判し、抜本的な組織改革の実行を願うとしている。
弟の大毅氏とともに会見に出席した興毅氏は、「やはりホッとしています」と感想を述べ、「これから先、同じようなボクサーが出ないように、コミッションとしてしっかりとした組織になるよう望みたい」と語った。
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