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ガルシアがコルバートに番狂わせ勝ち 王者候補ラッセルはポストルをストップ

2022年2月27日 18時16分

 26日(日本時間27日)ラスベガスのコスモポリタンで行われたWBA・S・フェザー級挑戦者決定戦は、代役で出場した同級5位エクトル・ガルシア(ドミニカ共和国)が同1位クリス・コルバート(米)に118-109×2、119-108の3-0判定勝ちを収めた。

代役ガルシア(左)は大差判定勝ちのアップセット

 WBAレギュラー王者ロジャー・グティエレス(ベネズエラ)挑戦が王者のコロナ感染で流れたコルバート。それが士気に影響したのか、3回あたりから前進して泥臭く連打を繰り出すサウスポー、ガルシアの術中にはまる。

 ハイライトは7回。ガルシアのボディー攻撃でガードが下がったコルバートにドミニカ人の左フックが命中。コルバートは背中からドッとキャンバスに叩きつけられる。

 ラウンドを乗り切ったコルバートだが以後、意気消沈したようにサバイバルモードへシフト。終盤、露骨に脚を使って対処し、ブーイングを浴びた。ガルシアに追い脚があればストップに持ち込んでいただろう。殊勲のガルシアは無敗(15勝10KO)ながら無効試合が3つあり話題となった。この日の主役に抜てきされながら初黒星のコルバートは16勝6KO1敗。

ラッセル(左)は15連続KO勝利をマーク

 同じリングのS・ライト級10回戦は、将来の王者候補ゲーリー・アントゥアン・ラッセル(米)がベテランの元王者ビクトル・ポストル(ウクライナ=WBC7位)に10回2分31秒TKO勝ち。キャリアで初めて実績ある相手に勝利したラッセルは15勝15KO無敗。クロフォードやジョシュ・テイラーとフルラウンド戦ったポストルはキャリア初のストップ負けだった。31勝12KO4敗。Photos from Stephanie Trapp/SHOWTIME

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