WBOクルーザー級王者 オコリーV2、IBF王者ブリーディスとの統一戦機運高める
2022年2月28日 10時16分
2022年2月27日 21時47分
チャンピオンカーニバル、日本フライ級タイトルマッチは27日午後、サントピア岡山総社で行われ、チャンピオンのユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が同級1位の粉川拓也(角海老宝石)をジャッジ全員が100-90と採点するフルマークの判定勝ちで3度目の防衛に成功した。試合後のリング上で世界挑戦の抱負を聞かれ「年内にやりたい」と前向き発言も飛び出した。
20戦目の阿久井に対し、これが40戦目と倍のキャリアを誇る挑戦者粉川は初回開始早々突進して第一打を放つとその後も終始接近戦を挑み、10回終了ゴングが鳴るまで手を出し続けた。しかしユーリは落ち着いて応戦。堅いガードで粉川のパンチをブロックしながら、ショートで右アッパー、ストレートで迎え撃った。ボディーにも抜け目なく左右フックを打ち込んだ。4回には右アッパー、左フックとクリーンヒットして粉川のアゴを上げた。
前半5回を終えて公開された途中採点は3ジャッジとも50-45で王者がリード。粉川はなおも手を出し続けたが、時折脇腹にフックを決めたものの、顔面へのブローは阿久井のガードを突き破れない。
阿久井は粉川に距離をつぶされながらも接近戦に応じ、6、8、9回に左右のコンビネーションで粉川をふらつかせるなど、安定した試合運びが目立った。粉川も最後まで手を出し続けて元王者の意地をみせた。
「久々の岡山の試合でKOを期待されているのは分かっていた」という阿久井だが、結局粉川の頑張りに10回をフルに戦うことに。結果は大差の判定勝ち。「(粉川の)大きいパンチは見えた。コンパクトに打てた」のが勝因という。世界挑戦歴もあり尊敬しているという古豪に勝ち、「いい経験をしました」と素直に勝利を喜んでいた。
阿久井(26歳)はこれで17勝11KO2敗1分。粉川(36歳)は7敗目(32勝14KO1分)。
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