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レジェンド2世の王者候補チュー ダウン挽回3-0判定勝ち、米国デビュー飾る

2022年3月27日 15時12分

 WBO・S・ウェルター級1位ティム・チュー(豪州)と同級11位テレル・ガウシャ(米)の12回戦が26日(日本時間27日)、米国ミネソタ州ミネアポリスで行われ、チューが3-0判定勝ち。米国デビュー戦を飾った。

初回にまさかのダウンを喫したチュー

 試合は初回から波乱含み。ガウシャの右クロスが決まり、チューがリング中央に倒れる。しかしチューは立て直しが早く、ボディー打ちを交えて反撃。4回、左アッパーをコネクトするとガウシャは間をおいて前のめりにダウン。しかしレフェリーはスリップと判断した。

 5回にもガウシャをロープへ詰めてボディーを集中攻撃したチューは断続的に相手をロープへ送って優勢。どこまでガウシャが耐えるかという攻防となる。だが後半チューのパンチをボディー、顔面に浴びてもガウシャは折れる様子を見せず、打ち返して抵抗。それでもロープを背に防戦する場面が多く、チューの大差の勝利が予想された。

後半はチューのボディ打ちが冴えた

 アナウンスされたスコアカードは114-113、116-111、115-112と意外に接近した数字で二世ボクサー、チューが支持された。チューは21勝15KO無敗。ガウシャは22勝11KO3敗1分。

 セミのライト級2ポンド超契約の10回戦は“ドミニカのアリ”ミシェル・リベラ(ドミニカ共和国=WBA2位)がジョセフ・アドルノ(米)に97-93×3の3-0判定勝ち。またS・ライト級2ポンド超の10回戦は、エルビス・ロドリゲス(ドミニカ共和国)がフアン・ホセ・ベラスコ(アルゼンチン)を7回、3度倒して2分49秒KO勝ちを収めた。Photo from Esther Lin/SHOWTIME

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