元WBO世界フライ級チャンピオンの木村翔（花形＝写真）が5月9日、後楽園ホール「DANGAN249」で2年3か月ぶりの復帰戦を行う。対戦相手は堀川龍（三迫）でフライ級8回戦。

　33歳の木村（19勝12KO3敗2分）は18年9月、WBOフライ級王座の3度目の防衛戦で田中恒成（畑中）に敗れて王座陥落。19年5月に中国でWBA･L･フライ級王者カルロス・カニサレス（ベネズエラ）に挑むも判定負け。20年2月のメルリト・サビージョ（フィリピン）戦で再起した。

　木村の復帰戦の相手を務める21歳の堀川（3勝1KO1敗）は栃木・作新学院高でインターハイ優勝、19年にB級デビューした。昨年2月、日本ユースL･フライ級王座決定戦で重岡優大（ワタナベ＝現WBOアジアパシフィック・ミニマム級王者）に敗れてプロ初黒星を喫して以来のリングとなる。

　セミのS･バンタム級8回戦には、日本同級3位の田村亮一（JB SPORTS）が出場。竹嶋海刀（勝輝）と対戦する。