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ゴロフキンvs.村田諒太から1週間 “ビッグ・ドラマショー”のアメリカでの反応

2022年4月16日 15時51分

 アマゾンのプライム・ビデオが配信した日本やゴロフキンの母国カザフスタンなど一部をのぞき、海外へはDAZNが中継したゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)vs.村田諒太(帝拳)のミドル級チャンピオン対決。海の向こうで「ビッグ・ドラマショー」を観たメディアやファンはどんな感想を抱いたのだろう。=ボクシング・ビート5月号より=

 「待望のカネロ・アルバレスとの第3戦がより現実的なものになった」(ESPNドットコム)

 ゲンナジー・ゴロフキンが村田諒太に9回TKO勝ちを飾った直後の米国メディアとファンの反応はこのタイトルに集約できる。同サイトで速報記事を書いたのはマイク・コッピンガー記者。独自のルートを使って第一報を流すことに定評がある人物だ。

 同記者は「今年最初の最高試合候補」とゴロフキンvs村田の内容を絶賛。そして「ゴロフキンは村田のWBAミドル級王座をコレクションしただけではなく9月17日のアルバレス第3戦を確実なものにした」。

 また「ゴロフキンは2019年にセルゲイ・デレフヤンチェンコに勝利を収めた時のように出だしはスローに思えたが、いまだに並外れた強豪であることを証明した。同時にアゴの強さはボクシング史でも屈指」と論評する。

 米国唯一の全国紙「USAトゥデイ」のボクシングサイト「ボクシング・ジャンキー」も「ゴロフキン、ムラタをKO。カネロ・アルバレス第3戦をセットアップ」の見出しで記事を掲載。執筆者は元リング誌編集長のマイケル・ローゼンタール氏。

 「トリプルGは序盤、困難な時間があったが徐々に打開を図りムラタをストップしミドル2冠を統一した」と書き出す。トリプルGの苦戦に関して「ムラタのボディー攻撃がゴロフキンの注意を引き出した。彼はムラタがレバーを叩くたびに何度も動揺していたように見えた」と解説。村田の健闘に評価を与えた。

 試合の中継時も、ネット上では「このまま行けばムラタが終盤、ボディー打ちでゴロフキンをKOするだろう」というファンの書き込みがあった。意外なことに米国ファンやメディアの間で「ゴロフキンの弱点はボディー」という見解はそれほど浸透していなかった印象だ。…

 ゴロフキン-村田の激闘を目にした本場アメリカの関係者やファン、そしてGGGの母国カザフスタンの反応をお伝えする。記事全文は発売中のボクシング・ビート5月号に掲載しています。
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