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スペンス戦TKO負けのウガスは眼窩骨折 前WBAウェルター級スーパー王者

2022年4月19日 11時44分

 先週土曜日16日、エロール・スペンスJr(米)とのウェルター級3団体統一戦でTKO負けした前WBAウェルター級スーパー王者ヨルデニス・ウガス(キューバ)が右目を眼窩骨折したことがわかった。ウガスが自身のソーシャルメディアを通じて発信し、米国メディアが伝えた。

右目が大きく腫れたウガス

 ウガス(35)は前半、カウンター戦法でスペンスに対抗。6回にはマウスピースをこぼしたスペンスに右を浴びせてダウン寸前に追い込む場面をつくった。しかし7回からスペンスの左アッパーを連続してもらい右目が腫れ出し、8回途中にドクターチェックを受けた。ここは続行が許されたが悪化し10回、2度目のチェックでストップがかかった。

 ウガスは試合後病院で診断と治療を受け、翌日17日の朝まで滞在。SNSのメッセージは片目で書いたという。ESPNドットコムによると負傷の状況はカネロ・アルバレスにストップ負けし同じく眼窩骨折に見舞われたビリー・ジョー・サンダース(英)ほど重傷ではないという。サンダースは眼窩が3つに割れたと報じられた。

 一方、眼疾(網膜裂孔)でマニー・パッキャオとのビッグマッチをキャンセルしたスペンスは無事に試合を終えた。スペンスは17年、IBFウェルター級王座を獲得した相手ケル・ブルック(英)が眼窩骨折に追い込んだことがある。Photo from Ryan Hafey/Premier Boxing Champions

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