尾川堅一アウェー防衛戦まであと2日「パンチが乗ってきている」 コルディナ撃退に自信
2022年6月3日 9時32分
2022年6月3日 8時53分
元WBO世界3階級王者の田中恒成(26=畑中)が2日、大阪市の六島ジムで同ジム所属のWBOアジアパシフィック・バンタム級王者の西田凌佑(25)と実戦さながらの白熱した4ラウンドのスパーリングを行った。田中は6月29日、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックS・フライ級王者、橋詰将義(28=角海老宝石)に挑戦が決まっており、サウスポーを求めて関西でスパーリングを積んだ。
開始直後に近畿大出身の新鋭・西田の左ストレートをもらったが、素早い出入りで、ワンツー、ボディ攻撃と3ラウンドには右アッパーも放った田中は「今日は距離のとり方を意識した」とサウスポーの橋詰対策に取り組んでいた。
一昨年の大みそかにWBO世界S・フライ級タイトルマッチで王者、井岡一翔(志成)に苦杯。1年後の復帰戦で石田匠(井岡)に判定勝ちして、4階級王座獲得へ復活を図った。しかし、「この2戦は納得できる試合をしていない。橋詰戦は内容が問われる」と田中自身が位置付けるアジアタイトルの挑戦だ。
この試合に備えて3月上旬から約1カ月間、米国で合宿。井岡も指導するイスマエル・サラストレーナーの教えを受けた。「米国でやる気を取り戻した。スパーリング中心で初心者のような気持ちで練習に取り組んだ。その結果まだ強くなれると思った」そうだ。
米国から戻り、「いろいろ迷っていたが、元の自分の戦い方のスタイルに戻していく」と決意。関西では真正ジムの穴口一輝、大橋哲朗、大成ジムでは加納陸、松岡新、尾崎優日と気鋭のサウスポーとみっちりスパーリングを積んだ。
「橋詰選手はストレートパンチがすごくいい。負けていないので安定感があるタイプだろうが、崩しどころはいっぱいあると思う」と語り、この試合の先を見据え「4団体のS・フライ級のベルトを奪いにいきます」と田中は再び世界へ羽ばたく気構え十分だった。
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