王座陥落の尾川堅一が敗戦振り返る「悔しいけど納得するところもある」
2022年6月5日 10時50分
2022年6月5日 7時06分
IBF世界S・フェザー級タイトルマッチが4日(日本時間5日)、英国ウェールズ・カーディフのモーターポイント・アリーナで行われ、チャンピオンの尾川堅一(帝拳)は挑戦者3位ジョー・コルディナ(英)に2回1分15秒KO負け。初防衛に失敗した。
昨年11月、ニューヨークでタイトルを獲得した尾川がイギリスに乗り込んで初防衛戦に臨んだ。カーディフはコルディナの地元。ブーイングを浴びて入場した尾川は笑顔を見せて余裕を示した。
ゴングと同時に積極的に手を出したのは挑戦者。得意のジャブを突き、尾川に右カウンターを打ち込む。尾川は落ち着いてジャブを出し、左フックを浅いながらもヒット。スピードは互角だ。ワンツーを立て続けに打ち込むと、コルディナが警戒を強めたようにも見えた。
クライマックスは早くも2回に訪れた。尾川が左ガードを下げ、ジャブを出そうとした瞬間、コルディナの右が尾川のアゴをとらえる。モロに食らった尾川は大の字に倒れ、立ち上がろうとしたものの再びキャンバスに転がり、ノックアウトとなった。
わずか半年あまりで王座陥落の尾川(34)はコルディナを祝福してリングを下りた。戦績は26勝18KO2敗1分1無効試合。会心の勝利に雄叫びを上げまくったコルディナ(30)は15勝9KO。期待のオリンピアンが無敗のままプロで世界チャンピオンに輝いた。Photos by SUMIO YAMADA
■S・フェザー級世界王者
WBA ロジャー・グティエレス(ベネズエラ)
WBC シャクール・スティーブンソン(米)
IBF ジョー・コルディナ(英)
WBO シャクール・スティーブンソン(米)
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