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2022年6月14日 火曜日

ベテラン近藤明広が涙の3度目の戴冠 OPBF・S・ライト級王者の麻生興一を2回TKO

 14日、後楽園ホールの「ダイヤモンドグローブ」セミで行われたOPBF・S・ライト級戦は、王者麻生興一(三迫)が挑戦者9位の近藤明広(一力=写真)に2回2分7秒TKO負け。初防衛に失敗した。近藤は日本ライト級、WBOアジアパシフィックS・・ライト級に続き3度目の王座奪取を果たした。

近藤(奥)は2回に試合を決めた

 近藤はプレスをかけてくる麻生を迎撃しながらさばき、初回早くも右フックで動きを止める。体勢を取り戻した麻生がパンチを繰り出しながら押し込んでいくが、近藤はカバーしつつボディをうまくヒット。

 2回、麻生はねじを巻きなおして再び肉迫。しかしここで近藤の右フックで効き、追撃でダウンを喫する。試合が再開されるや、この機を逃さず近藤が決めに出、右フック連発。麻生がバランスを崩すと中村主審が即座にストップを宣した。

健在ぶりをアピールした近藤

 涙して感激の近藤は「倒れてくれ、起き上がってこないでくれと思っていました」と心情を告白。そして同い年のベテランに対し、「麻生くんがチャンピオンになったから自分も頑張れた」と感謝した。麻生と近藤はデビュー年が同じで新人王も同期なのだ。

 麻生は昨年12月に内藤律樹(E&Jカシアス)から奪ったタイトルを守ることができず陥落。25勝16KO10敗1分となった。近藤は33勝18KO10敗2分。

快勝の保坂(左)はタイトル挑戦に意欲

◇S・フェザー級8回戦
保坂剛(三迫)[TKO4回2分11秒]三瓶数馬(角海老宝石)
 元高校ライト級王者の保坂が初のランカー挑戦。日本6位の三瓶との一戦は右リードの差し合いでスタートしたが、シャープな保坂がたちまち上回り、右フック、左ストレートでいきなり大きなダメージを与えた。

 三瓶は距離を潰して展開を変えにでるが、そこでも保坂の左アッパーを被弾。左クロスを返して粘ったものの被弾は一向に避けられない。迎えた4回、一方的な攻防となって主審がストップした。再起戦に勝利し、ランキング入りを決定づけた保坂(6勝4KO1敗)は「来年には日本タイトルをやりたい」と語った。三瓶は20勝9KO8敗。

苗村(左)はホープ馬場から殊勲の勝利

◇フライ級6回戦
苗村修悟(SRS)[TKO3回1分49秒]馬場龍成(三迫)
 アマチュアの全日本チャンピオン(45勝26敗)からプロ転向した馬場が2戦目でつまづいた。左ストレートをさしてまずは無難な立ち上がりだったものの、2回に苗村の左フックなどで煽られた馬場。

 立て直しを図ったものの、3回、打ち終わりを苗村に強打で狙われた馬場は右クロスでバランスを崩す。抱き着いてダウンこそ逃れるが、ボクシングがばらけ、苗村の追撃で再び体勢を崩しストップされた。苗村は6勝6KO1敗。馬場は1勝1敗。

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