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京口紘人&寺地拳四朗のライバル王者ゴンサレス WBO・L・フライ級V1成功

2022年6月25日 22時16分

 米フロリダ州キシミーのオスセオラ・ヘリテージ・パークで24日(日本時間25日)行われたWBO・L・フライ級タイトルマッチは、王者ジョナサン“ボンバ”ゴンサレス(プエルトリコ)が挑戦者9位マーク・アンソニー・バリガ(フィリピン)に3-0判定勝ち。初防衛を果たした。

ゴンサレス(左)はベルトを死守した

 サウスポー同士。初回、バリガの右で一瞬バランスを崩したゴンサレスだが、フットワークに乗せて右ジャブ、左右ボディー打ちで積極的にラウンドを重ねる。ロンドン五輪フィリピン代表で、この試合に備えて欧州のスロベニアで調整を行ったバリガもボディー打ちなどを繰り出して挽回を図る。

 5回あたりからクリンチが多く発生。ゴンサレスは右目をカットしたが大事に至らず中盤へ突入。2人とも左強打を放つシーンが目立つが、空を切るばかりで盛り上がりを欠く。

 抜け出したのは王者。会場の声援を背に受け右フックで攻勢をかける。これを境にスパートしたゴンサレスがダメージングブローを叩き込むことはできなかったものの、115-113に117-111が2者のスコアでベルトを守った。

 ゴンサレスは26勝14KO3敗1分。このクラスは日本人コンテンダーが多く、WBOランキングにも1位の加納隆(大成)をはじめ4人がランクされている。次戦でゴンサレスが誰と戦うか注目される。バリガは11勝2KO2敗。

 セミのWBOラティーノL・フライ級王座決定戦は、アンヘリーノ・コルドバ(ベネズエラ)が京口紘人らこれまで2度の世界挑戦歴を持つアクセル“ミニ”ベガ(メキシコ=WBA11位)に2-1判定勝ちで戴冠。スコアは97-93で割れ、もう一人は98-92でコルドバを支持した。Photo by SUMIO YAMADA

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