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3階級制覇目指すテテが地域3冠獲得 ヘビー級ジョイスは4度倒して4回TKO勝ち

2022年7月3日 9時26分

 ロンドンのウェンブリー・アリーナに2日(日本時間3日)、元WBOバンタム級&IBF・S・フライ級王者ゾラニ・テテ(南アフリカ=写真)が出場。英連邦&IBFインターナショナルS・バンタム級王者ジェイソン・カニンガム(英)に4回34秒KO勝ちを飾った。

 サウスポー対決。序盤3回まで右ジャブの交換で静かな立ち上がりとなった。4回開始早々、テテの左ショートがアゴに命中。カニンガムがリング中央に崩れ落ちる。カウント後ダメージが深いカニンガムにテテが鋭い追撃。カニンガムが背中から大の字で沈むとレフェリーはノーカウントで試合を止めた。カニンガムはしばらくリング上で介抱を受けた。

 空位のWBOインターナショナルS・バンタム級王座と合わせて3冠をゲットしたテテ(34)は30勝23KO4敗。WBO6位にランクされ、今後3階級制覇を目指す。カニンガム(32)は31勝7KO7敗。

 メインのヘビー級12回戦は、WBO1位ジョー・ジョイス(英)が元ランカーのクリスチャン・ハマー(ルーマニア=ドイツ)に4回1分20秒TKO勝ち。初回、ハマーの右がクリーンヒットしたが、チーフセコンドにイスマエル・サラス氏が就いたジョイスは3回、左で倒すと、4回スパート。腹を攻めて立て続けに3度倒しストップを呼び込んだ。

 14勝13KO無敗となったジョイス(36)はWBOインターナショナル&WBCシルバー王座を防衛。8月20日のウシクvs.ジョシュア再戦の勝者に対戦を希望した。またWBAレギュラー王者に就いたダニエル・デュボア(英)との再戦のオプションもあるようだ。

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