中日本新人王決定 S・フェザー級の山辺蓮がMVP、技能賞に佐野遥渉、敢闘賞は宮澤蓮斗
2022年8月14日 22時25分
2022年8月14日 15時38分
ラスベガスのリゾーツ・ワールドで13日(日本時間14日)満員のファンを集めて行われた元ライト級統一王者テオティモ・ロペス(米)vs.ペドロ・カンパ(メキシコ)の10回戦は、ロペスが7回2分14秒TKO勝ち。S・ライト級転向を飾るとともに地域2冠を獲得した。
ロペス(25)がエンターテイナーぶりを披露して昨年のジョージ・カンボソス(豪州)戦の初黒星から復帰した。出だしからスキルとスピードの差を見せつけるロペスに対し、2回、カンパ(30)が左右を返して緊張が走る。しかし3回からロペスが復帰の感触を確かめるようにクリーンヒットを奪ってポイントにつなげる。
時おりトリッキーなステップを踏むなどショーマンシップを発揮するロペスは左カウンター、右フックでリードをキープ。左目が腫れあがりながらも食い下がるカンパだったが7回、ロペスは左を突き刺して尻もちを着かせる。カウント後、ヘビー級王者タイソン・フューリーばりのポーズを見せるなど余裕しゃくしゃくのロペスが右を連発して追い込むとトニー・ウィークス主審がストップをかけた。
得意の宙返りで自身の勝利を祝ったロペスは17勝13KO1敗。空位のWBOインターナショナルとNABF・S・ライト級王者に就いた。今後に関しては2階級制覇を優先させたいことから2団体統一王者ジョシュ・テイラー(英)挑戦を希望。またリングサイドで観戦したオスカー・デラホーヤ氏の持ち駒ライアン・ガルシア(米)、あるいはWBCが通達したレジス・プログレイスvs.ホセ・セペダの王座決定戦の勝者への挑戦もオプションにあげた。
ロペスはすでにS・ライト級でWBO5位、WBC6位など4団体でランキング入りしている。カンパ(WBO11位)は34勝23KO2敗1分。
セミのS・ウェルター級8回戦は、プロスペクトのザンデル・サヤス(プエルトリコ)がエリアス・エスパダス(メキシコ)から初回にダウンを奪い、5回にまた倒してTKO勝ち。タイムは23秒。戦績を14勝10KO無敗とした19歳のサヤスは空位のNABO・S・ウェルター級王座を獲得した。Photos by SUMIO YAMADA
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