ロマゴン第3戦目指すエストラーダ前哨戦迫る 試合はWBCフランチャイズ戦に
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1日後楽園ホール「Queens Crest2022」のメインでWBO女子アトム級タイトルマッチが行われ、挑戦者で元WBC王者の黒木優子(YuKOフィットネス=写真)が王者の鈴木菜々江(シュウ)に3-0判定勝ち、4年8カ月ぶりに王座に返り咲いた。スコアは97-93、98-92×2。鈴木は初防衛に失敗した。
およそ4ぶりの世界戦となったサウスポー黒木がフットワークを駆使して鈴木をしっかりさばき、鈴木のアタックを外して左を打ち込むスタートを切った。スタミナとしつこい攻めが身上の鈴木は2回、ボディから顔面への返しを出し始める。3回は黒木の左が何発が決まるが、鈴木はお構いなしで前に出ていった。
4回、黒木の左カウンターが決まって鈴木の動きが一瞬止まった。黒木は少し余裕が出てきたか、5回も左ストレート、左アッパーも決めながらサイドに動いて王者のアタックをいなした。鈴木はいつものように前に出るが、なかなか得意の乱戦に巻き込んでいけない。
終盤に入っても展開は変わらなかった。黒木はサイドにサイドに動きながら鈴木のアタックを外し、攻めては左をコツコツ当てていった。鈴木の闘志は衰えないが、前に出ても黒木にロープを背負わせる場面を作れない。試合展開は最後まで変わらずゴングとなった。
31歳の黒木は17年12月、小関桃に敗れて5度防衛したWBCミニマム級王座から陥落して以来の王座返り咲き。戦績は20勝9KO7敗2分。鈴木は11勝1KO5敗1分。
黒木の話「初めてチャンピオンになったときより、この5年間が長かったのでうれしい。統一チャンピオンになりたいというのが夢。今日負けたら引退と思っていたので、また統一チャンピオンになるためにがんばります」。
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