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11.1ライト級頂上対決 吉野修一郎が中谷正義超えに自信「中盤から後半に倒せるんじゃないか」

2022年10月14日 17時45分

 WBOアジアパシフィック・ライト級王者の吉野修一郎(三迫)が14日、三迫ジムでWBC・L・フライ級王者の寺地拳四朗(BMB)と公開練習を行った。吉野は11月1日のさいたまスーパーアリーナで、元東洋太平洋同級V11王者の中谷正義(帝拳)との防衛戦に臨む。

椎野トレーナーとミット打ちをする吉野

 吉野はこの日、元日本、WBOアジアパシフィックS・ライト級王者の岡田博喜(角海老宝石)と2ラウンドのスパーリングを報道陣に披露した。鋭い右ストレート、左フックで岡田に迫り、「調子は上がっている」とのセリフを裏付けた。

 吉野は無敗のまま日本、東洋太平洋、WBO・AP王座を獲得し、現在はWBO9位を筆頭に4団体で世界ランキング入りしている。そのライト級ホープが「ここは勝負の試合」と位置付けるのが今回の一番だ。アメリカでワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)らビッグネームとの対戦もあるWBC10位の中谷に勝利し、海外に羽ばたくという青写真を描いている。

 もちろん180センチの長身と強打を誇る中谷が簡単な相手ではないことはわかっている。「中谷選手のほうが距離が長いので最初はロングレンジでくると思う。それを吉野(175センチ)の距離にはめていくことが大事だと思う」とは参謀役の椎野大輝トレーナー。吉野も「相手はリーチがあるので中途半端な距離だともらってしまう」と注意点を上げた。

吉野と拳四朗はともに勝利を誓った

 ちなみに吉野が栃木・作新学院高3年時に近畿大3年の中谷とスパーリングをしたエピソードを披露したが、内容は「全然覚えてない」。たとえ覚えていたとしても当時と今とでは何もかもが違うだろう。

 11月1日は拳四朗と京口紘人(ワタナベ)によるL・フライ級2団体統一戦がメイン、岩田翔吉(帝拳)のWBO・L・フライ級王座挑戦がセミとなっているが、吉野と中谷によるライト級対決は「予想が難しい」とファンの注目度は高い。悲願の海外進出に燃える吉野は「中盤から後半に倒せるんじゃないかと思っている」と中谷超えに自信のコメントを発した。

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