元ヘビー級王者ワイルダー 一撃KO勝ちで復帰「ウシクと戦う用意がある」
2022年10月16日 15時59分
2022年10月16日 15時07分
ライト級4団体統一戦が16日、豪州メルボルンのロッドレーバー・アリーナで行われ、チャンピオンのデビン・ヘイニー(米)が前王者で挑戦者のジョージ・カンボソスJr(オーストラリア)に3-0判定勝ち。ダイレクトリマッチを制し、4団体王座の初防衛に成功した。スコアは119-109、118-110×2。
大一番を裁く中村勝彦レフェリーの合図で4カ月ぶりのリマッチはスタート。序盤からヘイニーが得意のジャブで試合をコントロールし、右にもつなげて試合の主導権を握った。カンボソスはスイッチも織り交ぜて距離を詰めようとするが、クリンチになってしまうシーンが多く、なかなかうまくいかない。
なんとかヘイニーを攻略しようと奮闘するカンボソスは8回、右フックを打ち込んでアピールし、9回は打ち合ったものの左目丈夫と右側頭部から出血。10回以降はカンボソスがペースダウンし、ヘイニーがジャブ、ワンツーのヒットを増やして勝利にグッと近づく。最終回、ヘイニーは無理をせずに逃げ切った。
試合後、ヘイニーは「彼がジャブを警戒していることは知っていたので、他の武器を見せたかった」と右のパンチを勝因の一つに挙げた。ダイレクトリマッチを制した23歳のヘイニーは29勝15KO無敗。29歳のカンボソスは20勝10KO2敗。
セミのWBCバンタム級挑戦者決定戦は、同級1位のジェーソン・モロニー(オーストラリア)が同2位ナワポーン・ソールンビサイ(タイ)に3-0判定勝ちを収めた。スコアは118-110×2、119-109。モロニーはWBCシルバー王座を防衛した。
モロニーは20年10月、井上尚弥(大橋)への世界挑戦に失敗してから4連勝。悲願の世界王座獲得に一歩前進した。ナワポーンは56勝46KO2敗1分。17年3月、フアン・エルナンデス(メキシコ)とのWBCフライ級王座決定戦以来の敗北となった。
また、モロニーも双子の弟、元WBA・S・フライ級暫定王者のアンドリュー・モロニー(豪)はノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国)に10回3-0判定勝ち。WBOインターナショナルS・フライ級王座を獲得した。Photos by SUMIO YAMADA
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