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IBFがゴロフキンにファルカンとの指名試合を通達 WBAのララとはどうなる?

2022年10月19日 9時00分

 IBFは17日、ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン=写真)に対し指名挑戦者で1位のエスキバ・ファルカン(ブラジル)と防衛戦を締結するよう通達を送った。交渉期間は30日間。WBAミドル級スーパー王者でもあるゴロフキンにはすでにWBAからレギュラー王者エリスランディ・ララ(キューバ)との指名試合をリクエストされており、両団体と各陣営がどんな決断を下すが注目される。

 ファルカン(30勝20KO無敗=32)は2012年のロンドン五輪ミドル級決勝で村田諒太(帝拳)に敗れ、銀メダルを獲得。14年2月、トップランク傘下でプロデビューした。

 昨年11月、パトリック・ボルニー(カナダ)とのIBFミドル級1位決定で負傷判定勝ち。今年5月に地元サンパウロで判定勝ちしたのが最新試合。2歳年長の兄ヤマグチ・ファルカンはS・ミドル級ランカー。ゴロフキン挑戦が実現すれば、プロ10年越しの念願が叶うことになる。

 スペイン語メディアによるとWBAのヒルベルト・メンドサJr会長はIBFと歩み寄り、ゴロフキンvs.ファルカンの勝者がララと対戦する案を打診したという。しかしまだ正式発表はなく、ゴロフキン陣営も態度を明らかにしていない。今後の進展が待たれる。

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