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プロボクシングの発展を応援する国会議員の会設立 L・フライ級2団体統一の寺地拳四朗も出席

2022年11月7日 17時11分

「プロボクシングの発展を応援する国会議員の会」の設立総会が7日、東京・永田町の自民党本部で開かれ、自民党の加藤勝信・厚生労働大臣を会長とする同会が発足した。同会はジムや選手と連携を図りながら、競技人口の減少やジムの経営難の打破、国民の健康増進と青少年の健全育成などを目指して活動していく。

 設立総会には国会議員のほか、日本プロボクシング協会の小林昭司会長、大橋秀行・元会長、WBA&WBC統一王者の寺地拳四朗(BMB)らボクシング関係者も多数出席した。小林会長は「いま日本には男子の世界王者が4人、女子の世界王者が2人いて、若い選手もたくさん出てきている。一方で競技人口の減少により、ボクシング界の底上げが必要。青少年の育成、セカンドキャリアの支援もやっていきたい」と課題も挙げ、国会議員に協力を呼びかけた。

 今月1日、京口紘人(ワタナベ)に7回TKO勝ちして2団体を統一した寺地は「これからも見てくれる方に感動してもらえるような試合をしていきたい」とあいさつした。会終了後に「ちょっとしゃべっただけで汗が出た。もっと勉強しないといけない」と寺地。2団体王座を統一し、今後は今回のようにボクシング界の顔という登場もあり得るだけに、気持ちを新たにしていた。

 総会では国会議員からバンタム級4団体統一戦を控える井上尚弥(大橋)の近況を問う声も。大橋会長は「アメリカでのスパーリング合宿をへて、あすから3階級制覇王者の田中恒成選手とスパーリングをする。4団体統一に向けて万全の準備ができている」と語り、日本選手初の4団体統一を国会議員に約束した。

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