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WBA・S・ミドル級戦でKO負けのイェルボスヌイが重体 勝者モレル「神の恵みを」

2022年11月8日 9時14分

 5日(日本時間6日)米ミネソタ州ミネアポリスのザ・アーモリーで行われたWBA・S・ミドル級レギュラー王座タイトルマッチで、王者ダビ・モレル(キューバ)に最終12回KO負けした挑戦者1位アイドス・イェルボスヌイ(カザフスタン)が試合のダメージで入院。昏睡状態に陥り周囲を心配させている。

イェルボスヌイ(左)。5日の試合から

 試合はサウスポーの王者の強打を浴びてイェルボスヌイは中盤から劣勢に追い込まれた。終盤、インターバルで棄権が促されたがイェルボスヌイ本人とセコンドが拒否して続行。最終回、ダウンを喫したイェルボスヌイはモレルの追撃で痛烈に倒れ、終了ゴングまで26秒の時点でストップされた。

 ストップされると勝者モレルはイェルボスヌイを抱きかかえてコーナーへ帯同するスポーツマンシップを披露した。しかしダメージが深いイェルボスヌイは病院へ直行。脳内出血が発見され、手術が必要な状態になっている。

 モレルのチーフトレーナー、ロニー・シールズ氏はボクシングシーン・ドットコムに「8ラウンドあたりでストップされてもよかった」とコメント。モレルも「アイドスの早期回復を祈っている。神の恵みがもたらされることを」とメッセージを送っている。Photo from Esther Lin/SHOWTIME

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