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2022年11月28日 月曜日

引退の入江聖奈「最後まで満足できる試合だった」 大学院進学で蛙の研究を

 27日、東京・墨田区総合体育館で行われた全日本ボクシング選手権大会の女子フェザー級決勝に出場した東京五輪金メダリストの入江聖奈(22=日体大)が圧倒的な強さでこの大会3度目の優勝し、女子の最優秀選手にも選ばれた。

3回は打撃戦を選択した入江(右)

 この日の決勝は、同僚の吉澤颯希。入江が学ぶ日体大は現在15人の女子部員がおり、今大会には14人がエントリー。フェザー級だけでも6人中4人が日体大の選手だけに、同僚対決は織り込みずみ。吉澤は入江が自らの後継者と認める吉澤を相手に好試合をみせた。

 1、2回と軽快なフットワークでリングをサークリングしながらジャブ、右ストレートをポンポン繰り出しポイントを重ねた。このまま3回も流すかと思われたが、入江はあえて吉澤の望む接近戦に応じた。激しい打撃戦となり、吉澤の左フック、右ストレートを被弾する場面も。この回を吉澤に与えたジャッジもいたが、判定は5-0と文句ない入江の勝利だった。

 試合後のインタビューで今日の出来は何点だったかと聞かれ「45点」とは謙遜しすぎ。それでも「ずっと幸せな9分間を送れた。自分としては最後まで満足できる試合になりました」と語り、笑顔をみせた。

プレゼンターに内山高志さんが登場

 かねて「ボクシングは大学まで」と公言してきた通りこの試合を最後に引退する。まさに有終の美を飾り「すべての方にありがとうございましたと伝えたい」と感謝の言葉を口にした。

 余力を残しての現役引退を惜しむ声は少なくないが、今後は東京農工大の大学院に進学が決まっている。大好きな蛙の研究者として、「よきカエル人になれるよう精進する」(本人)そうだ。

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