引退の入江聖奈「最後まで満足できる試合だった」 大学院進学で蛙の研究を
2022年11月28日 15時19分
2022年11月28日 9時40分
東京・墨田区総合体育館で開催されたアマチュアの全日本ボクシング選手権大会は27日最終日を迎え、男子11階級、女子8階級のチャンピオンが誕生した。東京五輪の金メダリスト入江聖奈(日体大)が女子の最優秀選手賞(MVP)を獲得。同じく銅メダリストの並木月海(自衛隊体育学校)はL・フライ級に下げて昨年に続きこの大会2度目の優勝を果たした。
男子の大会最優秀選手には、ライト級の大橋蓮(東農大)が選ばれた。大橋はこの日の決勝で全日本社会人王者の佐藤貴則(西武台千葉高校)に初回にKO勝ち。前日の準決勝でもKO勝ちしており、持ち前の強打を発揮してアマチュアでは珍しい連続KO勝ちで全日本選手権初優勝を達成した。
今大会は初優勝が多かったが、これは直近のアジア選手権に出場したトップ選手たちのほとんどが出場しなかったため。そんな中、L・ヘビー級に上げた森脇唯人(自衛隊体育学校)がジュリアンジョンソン(沖縄水産高校教員)に5-0判定勝ちし、この大会5度目の優勝を飾った。アジア選手権出場組は来年2月に予定されるボックスオフで全日本優勝者と対戦の予定。
MVP以外の三賞は、技能賞が男子・牧野草子(自衛隊体育学校)と女子・並木月海、敢闘賞が男子・森脇唯人(自衛隊体育学校)と女子和田まどか(株式会社SEBE)に授与された。また新人が対象の「墨田区長賞」には男子ミニマム級を制した古藤昇大(東農大)が選ばれている。決勝の結果は以下の通り。
■女子決勝
Mm級 和田まどか((株)SEBE)5-0判定 田口心温(日体大)
LF級 並木月海(自衛隊体育学校)5-0判定 篠原光(青山学院大)
F級 岸本有彩(東洋大)3-2判定 吉原憧子(拓殖大)
B級 堀内美沙紀(自衛隊体育学校)5-0判定 小川葵((株)小川鉄工所)
Fe級 入江聖奈(日体大)5-0判定 吉澤颯希(日体大)
L級 田口綾香(自衛隊体育学校)5-0判定 田中鈴華(芦屋大)
LW級 高橋美波(早稲田大)不戦 木村文乃(コサカボクシングジム)
M級 笠原直子(本多ボクシングジム)=認定
■男子決勝
Mm級 古藤昇大(東洋大)5-0判定 大和龍司(拓殖大)
F級 牧野草子(自衛隊体育学校)4-1判定 吉良大弥(東京農大)
B級 横山葵海(拓殖大)5-0判定 矢野利哉(駒澤大).
Fe級 原田周大(専修大)5-0判定 原田雪舟(駒澤大)
L級 大橋蓮(東農大)KO1回 佐藤貴則(西武台千葉高校)
LW級 秋山佑汰(自衛隊体育学校)4-1判定 原田海舟(駒澤大)
W級 脇田夢叶(日体大)5-0判定 八木大河(東農大)
LM級 田中廉人(自衛隊体育学校)4-1判定 野上昴生(東農大)
M級 荒本一成((株)SEBE)5-0判定 須永大護(東洋大)
LH級 森脇唯人(自衛隊体育学校)5-0判定 ジュリアンジョンソン(沖縄水産高校)
C級 ウエノリュウイチ(中央大)RSC1回 倉本誠(三谷大和スポーツジム)
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