全日本女子選手権と同時開催されていた第65回全日本社会人選手権大会は23日最終日を迎え、6階級の決勝戦に出場者が1名だけだったため認定となったヘビー級の1名を加え7人の全日本社会人チャンピオンが誕生した。フライ級の林国孝は昨年に続く優勝。前年ライト級優勝の俵光晴は今年はL･ウェルター級に上げての優勝だった。

　元全日本選手権優勝者の星大二郎はライト級決勝で杉田大祐を初回3度カウントを聞かせてTKO勝ちし楽々優勝した。星は東農大時代の2005年から３年連続全日本選手権ライト級優勝。昨年カムバックしていた。

　なお今回が7度目となる柴田杯は、最高得点を挙げた東京都が獲得した。各級決勝結果は以下の通り。
 
LF級　内山雄太（愛知・トヨタ自動車）判定 竹中昴平（東京・ケアサービス）
F級　林国孝（山形・きらやか銀行）判定 佐武寛司（和歌山・紀伊コスモス支援学校園部分校）
B級　佐藤貴則（千葉・日本サラダ）判定 大城雄介（埼玉・自体校）
L級　星大二郎（和歌山・ジャパンビバレッジ）TKO1R 杉田大祐（東京・警視庁昭島警察署）
LW級　俵光晴（埼玉・自体校）判定 岩瀬一茂（神奈川・シダックス大新東ヒューマンサービス）
W級　中林知也（埼玉・自体校）判定 杉野守（大分・別府自衛隊）
M級　任成壎（東京・朝鮮大学職員）TKO1R 高根沢良太（栃木・ダイユー）
H級 山本東（神奈川・大口ひびき保育園）＝認定