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あす韓国に赤穂亮が登場「自分への挑戦」 元3階級王者カシメロとキャリア最大の大一番

2022年12月2日 19時07分

 注目の赤穂亮(横浜光)-ジョンリエル・カシメロ(比)戦の前日計量が2日、会場のパラダイスシティ(韓国・仁川)で行われ、両選手が既定のS・バンタム級リミットをクリアした。赤穂は55.2キロ、カシメロは55.0キロ。試合はノンタイトル10回戦として行われる。

赤穂とカシメロは公開でフェイスオフ

 本番のリングを使った公開計量セレモニー。カシメロとフェイスオフをした赤穂は「予想よりも小さく見えたね」。3階級で世界王座を獲ったライバルとの対戦をあすに控え「本当に試合に集中できています」と語った通り、とてもいい状態に見えた。

 タイで世界再挑戦に失敗して7年余。あの試合以降は心のどこかで「俺は弱いんじゃないか」と疑いながら戦ってきたという。そんな赤穂が「これに勝てば、俺はやっぱ強かったと思えるんじゃないか」という相手、それがカシメロである。「自分への挑戦ですよ」と赤穂は言う。

 これまでL・フライ、フライ、そしてバンタム級でベルトを巻いたカシメロ(31勝21KO4敗)はギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)に判定勝ちして以来16ヵ月ぶりの試合。トラブルメーカーのイメージが定着してしまっているが、この日もフレンドリーに赤穂に握手を求めるなど自然体で、久々のリングに機嫌がよさそう。

Tシャツにサインする赤穂

 赤穂は試合について「勝ちに徹します。脚も頭も使って戦う」とキッパリ。ともに豪打を持つ赤穂とカシメロの激突は激しい打ち合いを予想する向きが大半だが、試合はそんな単純なものではなさそう。「皆が思っている展開にはならないと思う」とは赤穂本人の言葉で、赤穂が信頼する谷口浩嗣トレーナーも「打つべきところは打ち、脚を使うべきところは使う」としている。

 「世間では不利と思われているかもしれませんが、俺は勝てると思っていますよ」。36歳の赤穂が勝負をかける“仁川決戦”の結末は!?―― なお今回のイベントは元世界王者の伊藤雅雪さんが興したトレジャーボクシング(TB)・プロモーションが手掛ける。試合の模様はあす午後3時からWOWOWエキサイトマッチのオンデマンドで生中継される。

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