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台湾プロボクシングの発展なるか 日本との交流で“台湾版新人王トーナメント”構想も

2022年12月5日 16時34分

 台湾のボクシング・プロモーション会社「トップチーム」の代表であるピーター・フン氏がこのほど日本ボクシングコミッション(JBC)を訪れ、日本との交流と台湾プロボクシングの発展について意見を交わした。

左からJBCの安河内氏、フン氏、WBOのレオン氏

 フン氏は、東京大学卒の学歴を持ち、同社を近年に創設。台湾で不毛に等しかったプロボクシング文化を育む活動をコロナ禍でも根強く続けてきたこと、ポテンシャルは十分に高いことを流ちょうな日本語で報告した。

 今年は10月に熊本で開催された興行でも、複数の台湾人ボクサーが出場し、その中には東京五輪予選やアジア大会に出場したアマチュア・エリートもいた。こうした台湾人ボクサーが継続的にプロ活動を続けられるように、日本の新人王トーナメントのノウハウも参考にした「台湾ルーキー・プログラム」を構想していると、フン氏はJBC関係者に語った。同プログラムを軸に年間4、5回の興行を台湾で根付かせていきたいとのことだ。

 このフン氏とJBCをつないだのが12月1日のWBO女子アジアパシフィック戦でスーパーバイザーを務めたサムソン・ルー氏。マカオ在住で中華圏全土のボックスレクの管理もしているルー氏は「コロナ禍以前はマカオ、香港、中国本土でも日本とのボクシング交流が盛んだった。当時のように共に夢を追うような文化を来年から取り戻していきたい」と語っている。

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