クロフォードがアバネシアンを6回KO 10連続ストップ勝ちでWBOウェルター級V6
2022年12月11日 16時26分
2022年12月11日 10時50分
IBFフェザー級タイトルマッチが10日(日本時間11日)、英国リーズのファーストダイレクト・アリーナで行われ、指名挑戦者ルイス・ロペス(メキシコ)が2-0判定で王者ジョシュ・ウォーリントン(英)から王座を奪った。
ロペスは大ぶりの右フック、左フック、アッパーを荒っぽく振り回していく変則的なボクシング。出入りが鋭く、フック系の強打に織り交ぜる内からのジャブ、上下の打ち分けが効果的だ。ウォーリントンは初回、早くも鼻血を出した。2回、偶然のバッティングでロペスが左目上から出血した。
ロペスがパワーと派手なパンチでアピールし、ウォーリントンもガードを固めてプレスをかけてロペスに迫る。中盤はウォーリントンが動くロペスを接近戦に引きずり込もうとした。もみ合い、近距離の攻防が増える。距離があくとロペスはウォーリントンのガードの上から思い切りパンチを打ち込んでいった。
ウォーリントンは終盤にピッチを上げ、ロペスの勢いもやや落ちてくる。王者は11回には左フックを決めて会場を沸かせた。それでもロペスが大きく崩れることはなく、小差の判定勝ちをもぎ取った。スコアは115-113×2、114-114。
29歳のロペスは27勝15KO2敗。世界初挑戦をアウェーで実らせた。敗れたウォーリントンは31勝8KO2敗1分。「彼は私の脚と尻を殴った。レフェリーが仕事をしたとは思わない。接戦だった時間帯があったのは認めるが、ブロックの上を叩くワイルドなパンチはポイントにならない。このような形でタイトルを失ったことに打ちのめされている」と試合後は不満たらたらだった。
セミのIBF女子バンタム級タイトルマッチは、王者エバニー・ブリッジズ(豪)が挑戦者シャノン・オコーネル(豪)に8回1分45秒TKO勝ち。初防衛に成功した。
■フェザー級世界王者
WBAスーパー レオ・サンタクルス(メキシコ)
WBA リー・ウッド(英)
WBC レイ・バルガス(メキシコ)
IBF ルイス・ロペス(メキシコ)
WBO エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)
2025年3月25日 0時15分
2025年3月24日 20時30分
2025年3月24日 16時28分
2025年3月24日 11時59分
2025年3月24日 9時37分
2025年3月23日 21時03分