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ハルドン「KO決着が好ましい」 手の内は見せず

2013年12月26日 14時45分

 大みそかの大田区総合体育館でWBC世界S・フェザー級王者の三浦隆司(帝拳)に挑戦する同級2位ダンテ“クレイジー”ハルドン(メキシコ)が26日、都内の帝拳ジムで練習を公開した。

ハルドンが公開練習(ボクシングニュース)
公開した練習はシャドーボクシングだけだった

 その好戦的なスタイルからクレイジーと呼ばれるハルドンは自らのニックネームの由来を「私の明るい性格からつけられた」と説明したが、この日は笑顔を一切見せずに記者の質問に答えた。

 メキシコで130ラウンドを超えるスパーリングをこなし「パワーとスピードをつけることを念頭に置いた」とフィジカル面でもレベルアップを図ってきたというハルドン。三浦のことは「パワフルでタフな選手。常に前に出てくると思う」と分析した。

 試合展開についてハルドンは「私はパンチ力があり、とても好戦的なボクサーだ。もちろんKOを狙っていく」と強気にコメントしたが、マネジャーのオスカル・マルドナド氏は「ハードパンチャー同士の一戦。リングの上でよりクレバーだったほうが勝つ」と話しており、打撃戦を挑まない可能性も示した。

 ハルドンは過去にメキシコで日本人選手と2度対戦しており、11年12月は玉越強平(千里馬神戸)に3回TKOで敗れ、今年4月に金井アキノリ(真正)を8回KOで下した。「日本人ボクサーはタフで強い。その事実を私がよく知っているのはカギになる。だからこそ最高のコンディションを整えてきた」。打倒三浦に燃える25歳のメキシカンは、練習をほとんど披露せずジムをあとにした。

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