April
19
Friday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

16°C Clear
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 南アフリカ唯一のヘビー級王者 コーツィーが67歳で死去

南アフリカ唯一のヘビー級王者 コーツィーが67歳で死去

2023年1月14日 9時48分

 南アフリカ共和国唯一の世界ヘビー級王者ゲリー・コーツィー氏が12日、ガンのため亡くなった。67歳だった。1週間前にガンを宣告され、急速に悪化したという。娘さんが南アフリカのスポーツ媒体を通じて発表した。

Photo by WBA

 南アフリカのボクスブルク出身のコーツィー氏は76年に同国ヘビー級王者に就き、79年10月、WBAヘビー級王座をジョン・テート(米)と争い判定負け。プロ23戦目で初黒星を喫した。

 80年10月、マイク・ウィーバー(米)に移った同王座に挑み、8万6000人の大観衆の前で優勢に進めていたコーツィー氏だったが13回KO負け。しかし83年9月、3度目の世界挑戦でマイケル・ドークス(米)に米国で10回KO勝ち。WBAヘビー級王座に就いた。

 84年12月の初防衛戦でグレグ・ペイジ(米)に8回KO負けで無冠。93年に復帰し、97年6月、ロサンゼルスでアイアン・バークレー(米)とヘビー級のマイナータイトルを争い10回KO負けしたのがラストファイト。生涯戦績は33勝21KO6敗1分。

 引退後は12年まで不定期にボクシングイベントを開催していた。妻と3人の子供、7人の孫に恵まれた。

Related article
関連記事