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元日本S・ウェルター級王者の松永宏信も引退 網膜剥離で決断

2023年1月20日 14時57分

元日本S・ウェルター級チャンピオンの松永宏信(35歳=写真)が現役を引退することになった。所属の横浜光ジム・石井一太郎会長が明らかにし、松永本人もSNSにてメッセージを出している。

松永の引退は右目網膜はく離によるもの。過去にも松永はこれを患い、完治させてリングに上がっていたが、昨年12月に韓国で予定していた試合の1カ月前に再発させてしまったという(試合はキャンセル)。「これ以上は厳しいと判断しました」と松永は記している。

2012年7月にプロデビューした松永は19年5月に新藤寛之(宮田)に6回終了TKO勝ちを収め、日本S・ウェルター級タイトルを獲得。これより先の16年には韓国で空位のWBOアジアパシフィック王座にも就いた。3度防衛した日本王座を返上後は海外の中量級戦線に目を向け、上を目指していたところだった。昨年4月、メキシコ・プエブラでジョニー・ナバレッテに際どい10回判定負けを喫したのがラストファイトとなる。

身長173センチと、S・ウェルター級では小柄だったが、しっかりとトレーニングを積んでフィジカル面、技術面ともに確かなサウスポーだった。通算戦績は22戦20勝13KO2敗。松永本人はインスタグラムで周囲に感謝を述べるとともに「今後は横浜光ジムのフィットネス会員となり、ダイエットしながら考えていきたいと思います」と語っている。

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