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井上尚弥「緊張感は今までで一番高い」S・バンタム級2団体統一王者フルトンを語る

2023年1月31日 17時56分

 S・バンタム級に転向した井上尚弥(大橋)が31日、2月13日に放送される「井上尚弥出演! エキサイトマッチSP 4団体統一戦」の収録に父の真吾トレーナーとともに出席。収録後にメディアの取材に応じた。

 メディアの関心はやはりS・バンタム級のWBC&WBO王者スティーブン・フルトン(米)への挑戦に集まった。「交渉中」を強調する井上はフルトンの具体的な評価は避けたが、「自分が気にしているのはフレームのところ。そこをどう感じるか。自分がS・バンタムに上げてどんな動きができるのか。そればかりはどれだけ準備しても、リングでどう感じるかが大事」と階級アップの克服を最大のポイントに上げた。その上で「緊張感は今までで一番高いんじゃないですか。未知の階級ですから」とモチベーションの高さを明かした。

 真吾トレーナーは「(フルトンは)目もいいしディフェンスもいい。だからワッサワッサ行くのではなく、やっぱり出入りしながら、まずは見切ること。見切ったときにたぶん尚弥が感じると思う。そこで初めて流れができると思う」と話した。

 また、記者からはフルトンに勝利し、その次に2団体統一王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と対戦して今年中に4団体統一をはたしたらどうするのか、という質問も出た。これに対し井上は「S・バンタムで本当に体を作り上げるのはバンタムで要した4年8カ月くらいは必要なんじゃないかと思う。仮に今年そういう形(4団体統一)になったとしても階級上げることは考えてない」と語った。

 この日は昨年12月、WBO王者ポール・バトラー(英)を11回TKOで下し、バンタム級4団体統一を成し遂げた一戦を見ながら、井上本人と真吾トレーナーが解説を加えるという番組の収録。番組は2月13日(月)午後9時からWOWOWライブで放送される。

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