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マウリシオ・ララがWBAフェザー級新王者 劣勢はね返しウッドに一撃ストップ勝ち

2023年2月19日 10時29分

 英国イングランドのノッティンガムのモーターポイント・アリーナで18日(日本時間19日)行われたWBAフェザー級タイトルマッチは、挑戦者マウリシオ・ララ(メキシコ)が王者リー・ウッド(英)に7回2分54秒TKO勝ち。世界タイトル初挑戦でベルトを獲得した。

 初回、左フックを決めたウッドだがヘッドバットで左マブタをカットする。出血に見舞われるウッドは2回、パンチを巧打。だがラウンド終盤、ララが左ボディーなどで追い込み挽回。3回、右ストレートを浴びせたウッドはその後も断続的にヒットを重ねてリード。ララは強打を振り回すものの、空を切るシーンが目立ち波に乗れない。

 6回までのスコアカードは3ジャッジとも59-55でウッドが優勢。しかし7回、ララの左フックが命中。リング中央に背中からダイビングしたウッドは起き上がったがヒザが大きく揺れる。レフェリーは続行させようとしたが、ウッドのチーフセコンド、ベン・デビッドソン(以前タイソン・フューリーのトレーナー)がタオルを投入し、王者交代となった。

 ララは26勝19KO2敗1分。「8歳の時からボクシングを始めた夢が実現した。ウッドは素晴らしいチャンピオンでクレバーだったが今夜、私は輝いた」とコメント。次戦はリングサイドで観戦した前IBFフェザー級王者ジョシュ・ウォーリントン(英)との第3戦が有力だが「同時に他のベルトも狙いたい」と語った。

 エディ・ハーン氏(プロモーター)によると両者にはリマッチの契約があり、ウッド(26勝16KO3敗)は行使したい意志を明かした。

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