東洋太平洋S・フェザー級王座決定戦はドロー ベテラン渡邉卓也は無念、森武蔵が追いつく
2023年3月29日 22時39分
2023年3月29日 18時50分
4月8日(日本時間9日)に米ニューアークで強敵シャクール・スティーブンソン(米)とのWBCライト級挑戦者決定戦に挑む吉野修一郎(三迫)が29日、羽田空港からアメリカに旅立った。
空港で取材に応じた吉野は「ビザで苦労した。本当に大変だった」と出発前のゴタゴタについて明かした。アメリカ大使館にパスポートを提出してビザを申請したのが13日のこと。1週間程度と見込まれていたものの音沙汰なく、ようやく28日夜に発送を、29日早朝にパスポートが練馬の光が丘郵便局に届いていることを確認し、ビザつきパスポートを手にしたのがこの日の午前11時すぎだった。
「この2、3日は気が気でなかった」と語った吉野は時間がたち「このストレスをシャクールにぶつけようと思います」と冗談を飛ばす余裕も出ていたからもう大丈夫だろう。
ビザ申請は思わぬ事態を招いたが、トレーニングは順調に進められた。プロに入って初めてサウスポーと対戦するとあって、この2カ月はサウスポー対策に徹底して取り組んだ。スピードのある大橋ジムのホープ、今永虎雅らと拳を交え、先週はアマチュアの21年世界選手権ウェルター級金メダリストの岡澤セオン(INSPA)と2日間にわたって4ラウンドずつのスパーリングを敢行した。
スティーブンソンを見て研究してくれたという“仮想敵”岡澤に対し、吉野は「1日目はうまく当たらなかったけど2日目のほうが当たった。すごく勉強になった」と手応えをつかんだ様子。コンビを組む椎野大輝トレーナーは「僕が一番楽しみにしています」と自信の表情だ。
ウエートは残り4キロで「いつも通り順調」とのこと。チーム吉野はロサンゼルスで最終調整を行い、4月3日に決戦の地ニューアークに入る予定。日本人選手には敷居の高い階級で、しかも相手はリオデジャネイロ五輪銀メダリスト、プロでは無敗のまま2階級制覇を達成したスティーブンソンだが、吉野は「気持ちは120%」と世界を驚かす決意に満ちている。
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