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スティーブンソンが吉野修一郎を挑発 WBCライト級挑戦者決定戦あさってゴング

2023年4月7日 9時55分

 8日(日本時間9日)米ニューアークのプルデンシャル・センターで開催されるトップランク興行の記者会見が6日、現地で開かれた。メインのWBCライト級挑戦者決定戦に出場する元2階級制覇王者シャクール・スティーブンソン(米)がWBC4位の吉野修一郎(三迫)を挑発した。

スティーブンソン(左)は吉野が差し出した手を無視した

 記者会見はホームのスティーブンソン(19勝9KO)が本領を発揮した。「家に帰るのは最高の気分だ。土曜日がとても楽しみだ。でもこいつは土曜日の準備ができているのか? こいつは笑顔で歩き回っている。その笑顔をぬぐうことが待ちきれない」と先制パンチを放った。

 さらに「こいつはオレにパワーがないと言って走り回ってる。精神的にオレを追い込むと言っている。こいつがオレと一緒に深海に行く準備ができているか見てみよう。オレはこいつを溺れさせる」と挑発を続けた。

記者会見に臨んだ吉野

 挑発を受けた吉野(16勝12KO)は「かかってこいですね。(パワーがあるかどうかは)試合で楽しみましょう」と応じた。ディフェンスのうまいスティーブンソンにいかにパンチを当てるかと質問され、「この試合に向けてゲームプランをたくさん作ってきた。それは土曜日に見ることができるでしょう」と答えると、スティーブンソンが「オレはナカタニ(中谷正義)じゃねえぞ。どうすんだ」とさらに“口撃”した。

 フェイスオフでは吉野は握手を求めたが、スティーブンソンを拒否。 前哨戦は終始スティーブンソンのペースとなったが、吉野にとっては想定の範囲内だろう。大一番にかける吉野は「これに勝てばWBCの世界タイトルの挑戦権が手に入るのですべてが変わると思う」と試合に集中している。Photos by Mikey Williams/Top Rank via Getty Images

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