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激闘制したL・フライ級2団体王者の寺地拳四朗「今までにないくらいダメージある」

2023年4月9日 11時54分

 WBA&WBC世界L・フライ級チャンピオンの寺地拳四朗(BMB)が防衛成功から一夜明けた9日、WOWOWの辰巳放送センターで父の寺地永会長、三迫ジムの加藤健太トレーナーと記者会見を開き、前夜の激闘を振り返った。

一夜明け会見した寺地。顔は左目が少し腫れた程度だ

 8日、有明アリーナの防衛戦は新鋭のアンソニー・オラスクアガ(米)を相手に9回TKO勝ち。しかし寺地会長が「削り合う試合で、父親として見ているのがつらいシーンが何度かあった」という激闘。加藤トレーナーも「ポイントは8ラウンド以外取れていたけど、ポイント以上に一進一退の試合だった」と振り返った。

 寺地本人にも「昨日の夜は頭が痛くて、冷やして寝た。こんなことは初めて。今は興奮とダメージですごく疲れている」といつもの拳四朗スマイルも少しパワーダウンといったところ。「7、8ラウンドくらいがメンタル的にもスタミナ的にもきつかった」と心が折れそうになったという場面を振り返りつつ、「今だから乗り越えられたと思う。昔の自分だったら乗り越えられなかった可能性がある」と自らの成長を実感した。

 初めて世界タイトルを獲得して6年。WBC王座を8度防衛し、一度ベルトを手放したものの王座に返り咲き、WBA王座を吸収して2団体統一王者にもなった。この2試合はPrime Videoのメインイベンターを務め、いずれもインパクトのある勝利を収めた。

寺地会長は「拳四朗が高校3年生のとき、1年生の井上尚弥選手に2度負けた。いつか追いついてほしいと思っていたら、井上選手は2段飛ばしで先に行ってしまった。でもこの数試合で少しは差が縮まったのではないかと思っている。僕的には超えるところまでいってほしい」と息子のさらなる成長に期待を寄せた。

 今後について寺地はかねて口にしているL・フライ級での4団体統一、あるいはフライ級進出を希望している。寺地会長は「現実的に4団体統一はなかなか難しいと聞いている。現状ではWBC指名挑戦者(ヘッキー・ブドラー)との防衛戦が濃厚」と説明した。

 寺地は「4団体統一はどれだけ時間がかかるかによっても変わってくるし、今はまだ何とも言えないですね」と心境を吐露。激闘の末にベルトを守っただけに「家でネコとゆっくりしたい」との言葉通り、まずは休息が必要だろう。

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