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タパレスがアフマダリエフに2-1判定勝ち 番狂わせでS・バンタム級2冠獲得

2023年4月9日 16時54分

8日(日本時間9日)米テキサス州サンアントニオのテックポート・アリーナで行われたIBF&WBAスーパー統一S・バンタム級タイトルマッチは番狂わせ。指名挑戦者としてリングに上がったIBF1位マーロン・タパレス(フィリピン=写真)が2団体王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に2-1判定勝ち。アフマダリエフは統一王座の4度目の防衛に失敗した。

ジャブの差し合いでスタートしたサウスポー対決は2回、タパレスが左アッパーを命中させて先制。5回あたりからパンチが当たり出したアフマダリエフは6回にも左から右アッパーを決めたがタパレスもパンチを返して拮抗する。

リング近くで亀田興毅氏が観戦する中、7回、左強打で挑戦者をロープへ送ったアフマダリエフは手数が増えてペースを掌握したように思えた。それでもタパレスは引く素振りをみせず終盤へ。その後も左強打、右フックなどで王者が押し切ったように見えたが公式スコアは2者が115-113でタパレス、もう一人は118-110でアフマダリエフとジャッジたちの見解が割れながらも新チャンピオン誕生を支持した。

見栄えがいいブローを決めたのはアフマダリエフだったが、僅差のラウンドがタパレスに流れていたようだ。

WBOバンタム級王座に続き2階級制覇に成功したタパレスは37勝19KO3敗。賭け率20-1を克服しての勝利。他の2つのベルトを保持するスティーブン・フルトン(米)は7月25日、東京で井上尚弥(大橋)の挑戦を受ける。無念の敗退となったアフマダリエフは初黒星で11勝8KO1敗。

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