超テクニシャン対決はヘイニーか、ロマチェンコか? 今週末のライト級4冠戦を読む
2023年5月15日 15時48分
2023年5月15日 10時40分
元4階級制覇王者のエイドリアン・ブローナー(米)が6月9日、米マイアミで2年ぶりの復帰戦に臨む。同じリングには元2階級制覇王者のギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)も登場する。
ブローナーは2011年に初めて世界王座を獲得し、15年までにS・フェザー級からウェルター級まで4階級を制したが、暴行や性犯罪をたびたび起こしてキャリアが停滞した。昨年8月に組まれた元王者オマール・フィゲロア戦はメンタルヘルスを理由に直前になってキャンセル。今年2月にも復帰戦が計画されたが、対戦相手の棄権が相次いで結局流れてしまった。この結果、ブローナーは世界タイトルマッチ(マニー・パッキャオ戦)から4年5カ月、試合から2年4カ月遠ざかることになった。
すっかり“過去の人”の印象を強めているものの、若い時期に名を売ったとあって年齢はまだ33歳。今年に入り業界の大御所、ドン・キング・プロモーターと契約してようやく試合にこぎつけ、今回は無名のビル・ハッチソン(米)とのウェルター級10回戦を行う。ブローナーは「140ポンド(S・ライト級)で世界チャンピオンに返り咲く」と意気込んでいる。
また、同じリングには五輪2大会金メダリストで元2階級制覇王者の42歳、ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)が登場する。昨年、調理中に圧力鍋が爆発して視界を大きく失う事故に見舞われたリゴンドウだが、無事に回復して2月の復帰戦に勝利した。
こちらもブローナーと同じように影が薄くなりつつある中、イベントのタイトルは「栄光に戻る」。はたしてブローナーともども、再浮上の足がかりをつかめるだろうか。リゴンドウの相手は未発表。試合はPPV中継(24.99ドル=約3390円)される。
2025年5月9日 8時11分
2025年5月9日 8時09分
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