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2014年2月7日金曜日

JBCが亀田ジムの処分発表“ガバナンスが不健全”

 日本ボクシングコミッションは7日、都内で記者会見し、IBF世界S・フライ級王者の亀田大毅(亀田)が昨年12月の統一戦で敗れながら王座を保持した問題で、亀田サイドがボクシングとJBCの信用を著しく傷つけたとして、同ジムの吉井慎次会長のクラブオーナーライセンスとプロモーターライセンス、嶋聡マネジャーのマネジャーライセンス更新を認めないと発表。事実上のライセンスはく奪処分となった。

JBCが亀田ジムに厳罰(ボクシングニュース)

秋山理事長(左)と浦谷事務局長代行

 JBCは秋山弘志理事長と浦谷信彰本部事務局長代行が会見した。処分の理由は、昨年12月に起きた亀田大毅の「負けても王者」問題で、亀田サイドが事前に「負けても王座保持」と知っていながらJBCに報告しなかったこと。秋山理事長は「ファンやマスコミ、多くの方々からボクシングの公平性を疑われ、JBCの信用を傷つけた」と断じた。

 さらにJBCは、亀田ジムがこれまでにも再三問題を起こしている事実も処分の理由に挙げた。JBCによると2000年以降にJBCが下した厳重注意などの処分は51件。このうち亀田関連は6件(のべ11人)と群を抜いており、浦谷本部事務局長代行は「ある特定のジムにトラブルが多い。JBCとしては信頼関係の破たんだととらえている」と語った。

 また秋山理事長は「亀田ジムはこれまでに数々の問題を起こしてきたが、その原因は亀田ジムのガバナンスが不健全で、まったく機能していなかったからと言わざるを得ない」とバッサリ。吉井会長が何ら権限を持たない名ばかりの会長だという点を踏まえ「今後、JBCライセンスを有しない者の影響力を完全に排除し、亀田ジムのガバナンスが健全にならない限り、JBCは亀田ジム関係者にクラブオーナー、プロモーター、マネジャーライセンスを与えることはできない」とした。

 亀田ジムはこれで活動停止状態になる。興行を開催できないだけでなく、選手のライセンスはジムを通してしか申請できないため、3兄弟のライセンス更新も現時点ではストップする。3選手は国内で試合をするためには他ジムへの移籍を含めて新たな道を模索しなければならなくなった。

 強硬に処分を下したJBCに対し、亀田側も徹底抗戦の構えを見せている。法廷闘争に発展する可能性も高く、この問題は泥沼化が必至だ。