2015年4月13日月曜日

大森将平、圧巻の日本バンタム級タイトル奪取

 日本バンタム級タイトルマッチが13日、東京・後楽園ホールで行われ、WBC同級13位で指名挑戦者の大森将平(ウォズ)が、チャンピオンの益田健太郎(新日本木村)に3回1分35秒TKO勝ち。無敗のまま(14勝9KO)日本タイトルを獲得した。益田は3度目の防衛に失敗。

 期待のサウスポー大森が実力をいかんなく発揮した。173センチと長身の大森に対し、165センチと小柄な益田はガードを固めてインサイドに入ろうと試みたが、大森は益田の動きをしっかり見て、カウンターで止めた。ぐいぐいとペースを上げたラウンド後半、益田をコーナーに追い込むと、左から返しの右フックをガードの間から叩き込んで王者をキャンバスへ。会場がいきなり大歓声に包まれた。

 立ち上がった益田は打ち合いに打って出たが、大森は右フックをカウンターで合わせて2度目のダウンを奪う。続く場面で大森のラッシュを受けた益田は辛うじてゴングに救われた。2回を何とかしのいだ益田だが、ダメージは大きく、大森のスピードと懐の深さになす術なし。3回に大森の左がクリーンヒットしたところでストップとなった。「(世界への)通過点とは言ったけどめっちゃうれしいです」とリング上で喜んだ22歳の大森は14勝9KO無敗。IBF12位、WBC14位につける32歳の益田は21勝11KO7敗。

◇フェザー級8回戦
岩井大(三迫)[TKO6回2分26秒]上野則之(RK蒲田)
 日本フェザー級13位の上野がスピードを生かし、日本S・フェザー級7位の岩井に的を絞らせないボクシング。岩井はパンチを上下に打ち分けて崩しにかかるが、両者ともに有効打がなかなか生まれない。試合は判定にもつれるかと思われた6回、思わぬ形で終焉を迎える。岩井のパンチで上野の左目上部がカットすると、2度目のチェックで試合続行不可能に。8連勝の岩井は17勝6KO3敗1分。連敗の上野は17勝5KO13敗5分。

◇フェザー級8回戦
竹中良(三迫)[3-0(77-76×2、77-75)]佐々木洵樹(帝拳)
 日本フェザー級14位の竹中は、OPBF王者の天笠尚(山上)に挑戦し、最終回に逆転負けを喫した昨年10月以来のリング。試合は、サウスポーの佐々木が距離を取りながら左ストレートを打ち込み、攻めづらそうな竹中がガードを固めてプレスをかける展開となった。中盤からは両者体をぶつけ合っての接近戦。竹中がボディブローを打ち込み、佐々木も左右のショートを顔面に売って応戦。両者ともに疲れの見えた終盤は、佐々木が竹中に体を預ける場面が増え、竹中が優勢だった。竹中は12勝6KO3敗1分。佐々木は13勝5KO3敗。

◇フェザー級8回戦
河野洋佑(新日本木村)[TKO5回2分30秒]提箸弘幸(宮田)

◇バンタム級8回戦
澤田京介(JB SPORTS)[TKO1回2分45秒]ガムライヨック・オーワンダヴィー(タイ)