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大竹秀典が再起戦に勝利、金子ジム創立50周年試合

2015年5月29日 22時11分

 前日本S・バンタム級王者で現WBA同級12位の大竹秀典(金子)が29日、東京・後楽園ホール「ゴールデンチャイルドボクシングvol.114」のメインに登場。56.0キロ契約8回戦でピサヌテープ・ギャットチャイヨン(タイ)に3回1分30秒KO勝ちした。この日の興行は1965年4月に設立された金子ジムの50周年記念試合として開催された。

大竹秀典が再起戦に勝利(ボクシングニュース)
圧勝の大竹はOPBFタイトルにも興味を示した

 大竹は昨年11月、英リバプールでWBA同級正規王者スコット・クイッグ(英)に敗れてからの再起戦。手数を出してくる小柄なピサヌテープに対し、大竹はブロッキング冷静に対処するが、初回に鼻から出血。しかし地力の差は明らかで、2回にボディでダウンを奪うと、3回にボディブロー、右で2度のダウンを追加し、最後は連打でフィニッシュした。

 戦績を23勝10KO2敗3分とした大竹は「S・バンタム級は強いチャンピオンが多いが、精いっぱい努力してたどり着きたい」と世界再挑戦をアピールした。ピサヌテープは14勝7KO17敗1分。なお、金子ジムはこれまでに世界王者1人、OPBF王者4人を輩出。大竹はジム9人目の日本王者。

熱戦を制して勝利の大保(右)

◇フライ級8回戦
大保龍斗(横浜さくら)[3-0(78-76×2、78-75)]藤井貴博(金子)
 スタートから積極的に仕掛けた2013年全日本フライ級新人王の大保に対し、初回はサウスポー藤井の左カウンターが有効。しかし大保のプレスが強く、試合は2回から打撃戦に突入した。大保が右を打ち込んで好機を作れば、藤井が左をヒットさせて反撃に転じるなど、試合は一進一退。大保は5回に右ストレートで、7回にボディ攻撃で藤井の動きを一瞬止めたのが印象的だった。大保は7勝2kO2敗1分。藤井は7勝2KO4敗1分。

◇54.5キロ8回戦
上岡泰(元気)[TKO1回1分31秒]岡本ナオヤ(東拳)
 サウスポーの上岡はスタートから前に出てくる岡本に右を合わせた。右フックを効かせて岡本がグラつくと連打を見舞い、最後は左ストレートで豪快に岡本をキャンバスに送った。主審はノーカウントでストップ。上岡は9勝5KO3敗2分。岡本は8勝4KO5敗。

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