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クリチコが左足負傷、注目のフューリー戦は延期

2015年9月26日 11時04分

 10月24日にドイツで挙行予定だった世界ヘビー級タイトルマッチ、WBAスーパー、IBF&WBO王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)と挑戦者タイソン・フューリー(英)の一戦が延期されることになった。クリチコが左足の腱を断裂したため。会場はデュッセルドルフのエスプリアリーナのままで、新たな日程は来週にも発表されるという。

クリチコがけが、フューリー戦延期(ボクシングニュース)
2日前にはフェイスオフまでしたのに…

 オーストリアでキャンプ中だったクリチコは今週木曜24日の練習で左足を痛め、医者に診断を仰いだ。MRI検査の結果、左ふくらはぎの筋肉の部分断裂が確認された。この2日前にロンドンで開かれた会見ではフューリーとやり合い「君はドクターに頭を治療してもらうことを勧める」と“口撃”していたのに、自らのアクシデントで医者にかかることになろうとは……。

 クリチコは「たくさんのファンが10月24日にデュッセルドルフに来ることになっていたのに申し訳ない。またこの試合のために多くの時間を費やして準備してきた対戦相手にも謝りたい。できるだけ早くベストの状態に戻すつもりです」と謝罪している。

 圧倒的な強さで王座に君臨し続けるクリチコも39歳。過去にも自身の負傷により、防衛戦を延期あるいはキャンセルしたことがある。昨年はクブラット・プレフ(ブルガリア)との試合前に左腕を痛め、約2ヵ月の延期。仕切り直しの一戦では5回TKOで快勝してみせたのだが……。IBF王座は18度も防衛中の最強チャンピオンの最大の敵はケガ!? Photo/BoxingScene.com

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