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松本亮が17連勝、井上浩樹は初回KO勝ちデビュー

2015年12月29日 16時42分

 大橋ジムの井上尚弥と八重樫東のダブル世界タイトルマッチをメインとする「ボクシングフェス2015」が有明コロシアムで開幕。前座に登場したWBOバンタム級4位の松本亮(大橋=写真右)はジャストニ・アウティダ(フィリピン)を2回1分49秒TKOで下し、デビューからの連勝を17に伸ばした。また尚弥&拓真の井上兄弟の従弟で、元アマ国体王者の井上浩樹(大橋=写真左)がB級デビュー、ジャクソン・コエラピー(インドネシア)に初回KO勝ちした。

右目から出血しながら連勝の松本(右)

◇54.5キロ10回戦
松本亮(大橋)[TKO2回1分49秒]ジャストニ・アウティダ(比)
 前OPBF・S・フライ級王者の松本が初回から積極的に右を打ち下ろしていったが、比国バンタム級1位のアウティダが右を決めると、松本が右まぶたをカットして顔を血で染めた。嫌な雰囲気が漂ったが、松本はジャブと強烈なボディブローでアウティダを追い込み、2回にボディを決めて右をフォローするとアウティダがキャンバスへ。さらに左ボディブローでアウティダがうずくまりかけたところでストップとなった。松本は「1発もらって切ったところは修正しないといけない。来年は世界チャンピオンになります」とファンにアピールした。アウティダは9勝3KO4敗。

◇S・ライト級6回戦
井上浩樹(大橋)[KO1回2分44秒]ジャクソン・コエラピー(インドネシア)
 アマ112勝18敗のサウスポー井上のデビュー戦。体格で大きく上回る井上がスタートから左ストレートでコエラピーをのけぞらせるなど実力差は明らか。左ボディアッパーを決め、右をフォローして最初のダウンを奪うと、さらに左でダウンを加えて10カウントを聞かせた。格下相手ながらしっかり勝利の井上は「もうちょっとやりたかったけど、しっかり倒せてよかった。やるからには世界チャンピオンを目指したい」とリング上で答えた。

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