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2016年6月6日月曜日

黒木優子が4度目の防衛、世界戦初のKO勝利

  WBC女子世界ミニ・フライ級タイトルマッチが6日、後楽園ホールで行われ、王者の黒木優子(YuKOフィットネス)がWBCアトム級12位のノル・グロ(比)に8回2分9秒KO勝ち。4度目の防衛に成功した。試合には世界挑戦を発表した和氣慎吾(古口)も登場し、ファンにあいさつした。

 サウスポー同士の一戦は機動力に勝る黒木が初回から左ストレートを決めて先制した。思いのほか前に出てこないグロは3回にプレスを強めたが、これに対し黒木が接近戦で左カウンターを決めると、グロがキャンバスに膝をつけた。4回終了時の採点は40-35×2、39-36でいずれも黒木が支持された。

 後半に入ると黒木はコンビネーションでグロを攻め、7回にはロープに釘付けにしてラッシュ。しかしグロも懸命に打ち返して勝利に望みをつないだが、黒木は8回に挑戦者をコーに追い詰めてラッシュ。崩れ落ちたグロは立ち上がれなかった。

 通算6度目の世界戦で初めてKO勝利を飾った黒木は「統一チャンピオンになるのが夢。もっともっと鍛えていきたい」。戦績は15勝7KO4敗1分。グロは7勝4KO6敗1分。

◇56.0キロ8回戦
田村亮一(古口)[TKO2回1分7秒]エークナティ・モークルンテープトンブリー(タイ)
 日本S・バンタム級8位の田村は2回に一気にラッシュ。3度のダウンを奪ってTKO勝ちした。7勝4KO2敗1分とした田村は日本タイトル挑戦をアピール。

◇54.0キロ8回戦
山下賢哉(古口)[KO1回2分59秒]ガムライヨック・オーワンダヴィー(タイ)
 2月に長嶺克則(マナベ)に逆転KO負けした日本フライ級10の山下が再起戦。タイ人選手をスタートから圧倒し、最後は左ボディブローで沈めて10カウントを聞かせた。戦績は9勝6KO2敗。

◇ライト級8回戦
山田智也(協栄)[引き分け1-0(77-75、76-76×2)]小山拓見(草加有沢)
 日本ライト級12位の山田は初回、小山の左フックを食らって連打を浴びるが、2回以降はリードを軸に立て直し、右ストレートをコンスタントに決めていった。劣勢の小山は6回に前に出ると、ダメージを負った山田が防戦一方に。7、8回は小山の圧力を山田が何とかしのぐという展開だった。山田は13勝4KO7敗1分。小山は10勝8KO4敗1分。

 また、突然の引退宣言によりこの日の出場を急きょ取りやめた“モデルボクサー”高野人母美(協栄)は元世界王者の天海ツナミ(アルファ)と2ラウンドのスパーリングを披露。ツナミから元世界王者の洗礼を受けた高野は「迷惑をかけて申し訳ありませんでした」とリング上から謝罪した。今後も現役は続けるという。