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WBOアジア国内開催決定、健保金問題の合意は先送り

2016年8月5日 21時20分

■日本ボクシングコミッション(JBC)は5日、日本プロボクシング協会(JPBA)から承認の要請が出ているWBOアジアパシフィック王座戦について、国内での試合開催を認めると発表した。これにより9月から同王座戦が国内で行われる見通し。ただし、地域タイトルの乱立はチャンピオンの地位低下を招くという声も多く、JBCは同王座の承認・認定については「国内での試合の検証を真摯かつ厳格に行い、評価等を多様な角度から勘案した上で判断していく」とした。JPBAは同王座の承認を求めるにあたり、タイトル挑戦者は日本ランカーに限るなどの内規を定めている。

協議会後に取材に応じた渡辺会長(右)と金平会長

■健康保険見舞金(健保金)問題でゆれるJBCとJPBAの幹部が5日、この問題について連絡協議会を開いたが、合意にはいたらなかった。JBC側は浦谷信彰・統括本部長の辞任によりこの問題の幕引きを提案し、JPBA側も3日の協議会で、JBC案に大筋合意していた。この日JBCが提出した合意文書案について、JPBAの金平桂一郎副会長が「この文書案では健保金の問題について、今後まったく追及できなくなる」として反発。JBC案に理解をしめすJPBAの渡辺均会長の説得もむなしく、この日、3日に宣言していた共同声明を発表することはできなかった。話し合いは継続するという。

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