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ウォーレンvsマクドネル、WBA“統一戦”が合意

2016年8月16日 14時14分

 15日(日本時間16日)パナマシティのWBAオフィスで予定された3つのタイトルマッチの興行権を巡る入札のうち、バンタム級はWBA“スーパー”チャンピオンのルーシー・ウォーレン(米=写真右)と“レギュラー”チャンピオンのジェイミー・マクドネル(英=写真左)の間で入札を前に合意が成立。現時点でスケジュールは発表されていないが、近々具体的な日程がアナウンスされる運びとなった。

 ウォーレン(14勝4KO1敗)は6月シカゴでフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)との再戦に競り勝って雪辱。3度オリンピックに出場したエリートアマで、最後のロンドン五輪米国代表組では世界王者一番乗りを果たした。対するマクドネル(28勝13KO2敗1分)は前WBO王者の亀田和毅との2戦を含め、これまで4度の防衛に成功。ウォーレン同様PBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)のイベントでリングに上がっており、対戦交渉がスムーズに運んだと思われる。

 一方WBA世界S・ウェルター級戦は、王者ジャック・クルカイ(ドイツ)のプロモーター、ザウアラント・イベントが42万5000ドル(約4330万円)を提示して前WBO王者デメトゥリアス・アンドラーデ(米)を擁するバンナー・プロモーションズの20万1000ドルを勝り興行権をゲット。試合は10月ないし11月ドイツで予定される。暫定王者だったクルカイは5月、正規王者に昇格。正規チャンピオンだったエリスランディ・ララ(キューバ)はスーパーチャンピオンへ上がっている。

 またヘビー級はWBA3位アレクサンデル・ウスティノフ(ロシア)陣営が60万ドル(約6100万円)で暫定王者ルイス・オルティス(キューバ)戦の開催権利を得た。だが開催地は米国かロシアか微妙。オルティスをプロモートするGBPが権利を買い取る動きをみせる。GBPは9月17日のリアム・スミス(英)vsカネロ・アルバレス(メキシコ)のアンダーカードにこのヘビー級戦を組み込むプランがある。

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