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2016年10月11日火曜日

赤穂亮が2-1の辛勝、勅使河原弘晶は善戦及ばず

 11日後楽園ホールの「ダイナマイトパンチ102」のメインイベント、54.0キロ契約10回戦は、2度世界挑戦経験がある日本バンタム級2位の赤穂亮(横浜光)がノーランカーの勅使河原弘晶(輪島功一S)に2-1判定で辛くも勝利した。スコアは97-94、95-94で赤穂、95-94で勅使河原。また、セミ前には韓国でWBOアジアパシフィックS・ウェルター級王座を獲得した松永宏信(横浜光)がファンに勝利を報告した。

 キャリアで大きく上回る赤穂に挑む勅使河原が好スタート。初回に右の打ちおろしを赤穂に叩き込み、打ち合いでも互角の勝負を演じる。赤穂の右ストレート、左フックが決まるシーンもあるが、体格で勝る勅使河原は気力も充実し、3回にも右ストレート、左フックを決めて会場を沸せた。

 勅使河原はジャブを効果的に使い、右も断続的にヒットして赤穂と互角以上に渡り合う。強打が炸裂しない赤穂は7回、左ボディブローを叩き込んでペースアップ。一気に圧力を強めて左フックを叩き込み、勅使河原を下がらせた。このまま赤穂が押し切るかにも見えたが、勅使河原も崩れない。赤穂は最後まで攻めたが、10回はローブローで減点1。判定は割れた。

 赤穂は28勝18KO2敗2分。昨年の世界挑戦で敗れた前WBO世界バンタム級王者プンルアン・ソーシンユー(タイ)とのリマッチをアピールした。勅使河原は12勝6KO2敗2分。

◇54.1キロ8回戦
高橋竜平(横浜光)[3-0(77-75×2、78-75)]武田航(角海老宝石)
 両者は2013年に対戦してドロー。その後、高橋が2014年、武田は15年にそれぞれ全日本バンタム級新人王を獲得し、今回の再戦となった。スタートからトリッキーに動き回る高橋。サウスポーの武田はやりずらそうだったが、3回に距離をキープして左を当て、ペースをつかむかに見えた。しかし、高橋は4回から圧力を強め、以降は武田にロープを背負わせて攻勢をアピール。距離を取れない武田は終盤打ち合ったが、高橋が手数と圧力で押し切った。高橋は10勝2KO2敗1分。初黒星の武田は9勝3KO1敗1分。

◇ミドル級6回戦
成田永生(八王子中屋)[TKO2回18秒]甲斐斗志広(宮崎ワールド)
 両者は2014年に対戦し、小差判定で成田が勝利して全日本ミドル級新人王を獲得。3年ぶりの再戦は成田がプレスをかけ、サウスポーの甲斐が左のカウンターを狙うスタート。初回終盤、成田の右フックが決まって甲斐がキャンバスへ落下した。甲斐のダメージは大きく、成田が2回早々に左を決めると崩れ落ち、即ストップとなった。4連敗から久々勝利の成田は10勝5KO5敗。甲斐は3連敗で5勝1KO10 敗2分。

◇S・フライ級8回戦
コーヤ佐藤(伴流)[TKO8回1分37秒]桜井康弘(レパード玉熊)
 変則スタイルの佐藤はスイッチを繰り返しながら右ストレートをボディ、右フックを顔面に打ち込み、サウスポーの桜井は打ち終わりに左を合わせるボクシング。前半はイーブンだったが、後半に入ると佐藤のパンチが徐々に決まり出し、8回に佐藤が左右フックを当ててコーナーに追い込んで連打を浴びせたところでストップ。4連敗から脱出の佐藤は8勝2KO4敗1分。35歳の桜井は6連敗で7勝22敗。