2016年11月27日日曜日

ロマチェンコTKO勝ち、ウォータース完敗認める

 ラスベガスのコスモポリタン・オブ・ラスベガスで26日(日本時間27日)挙行されたWBO世界S・フェザー級タイトルマッチは、王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が元WBA世界フェザー級“スーパー”王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)に7回終了TKO勝ち。今年6月に獲得した王座の初防衛に成功した。

 右ジャブを決めるサウスポーのロマチェンコがウォータースの右強打をブロックし攻防を支配する。4回、コンビネーションをコネクトしたロマチェンコ(28)は5回、左ストレートをクリーンヒット。6回、王者のボディーを攻めて反撃したウォータース(30)だが、ウクライナ人はジャブから左アッパーなどで帳消しにする。7回、攻勢を強めたロマチェンコの圧力を受けて守勢に回った挑戦者は8回開始前、自ら棄権をリクエストした。

 ワンサイドながら突然の幕切れにブーイングも浴びたウォータース。しかし「彼は素晴らしいボクサー。何発もハードパンチを私にヒットした。逆に私は以前のように強打を決められなかった。(7回にもらった)左右が効いた」とカブトを脱いだ。これがプロ初黒星だった。26勝21KO1敗1分。

 プロ戦績を7勝5KO1敗としたロマチェンコは「彼は戦士だと自慢していたけど、続行不可能だったのには驚いた、ここのファンを傷つけてしまった。もう彼をファイターとは呼ばない」ともう少し“ハイテク”の異名を持つスキルを披露したかった様子。それでも話題に上がるマニー・パッキャオとの試合に前進したことに満足そうだった。