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大平剛はTKO負け、WBAミニマム級王座獲得失敗

2017年3月1日 18時33分

 WBA世界ミニマム級タイトルマッチが1日、タイのチョンブリーで行われ、挑戦者15位の大平剛(花形)は王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)に5回TKO負け。王座獲得はならなかった。

王者ノックアウト(左)と大平、試合前撮影

 これが3度目の世界挑戦となるサウスポー大平。試合は予想通りノックアウトがプレスをかけ、大平が迎え撃つ形の展開となった。大平はスタートから手数を出し、この試合に備えて練習した左ストレートも打ち込んだ。ノックアウトは右を上下に打ち分け、接近するとボディブローを連打。徐々に大平を追い込んでいった。

 迎えた4回、ノックアウトが大平をつかまえ、コーナーに追い込んでボディブローを連打すると、大平はたまらずクリンチ。さらに追撃の連打を受けた大平がもつれるようにキャンバスに転がった。5回、何とか立て直そうと足を動かした大平に対し、ノックアウトの左アッパー、右ストレートがきれいにヒットすると、大平は尻からキャンバスに落下。カウントアウトされた。。

 4回までの採点は、ジャッジは2人が初回を大平につけたものの、残りはノックアウトが獲得した。これで日本人選手のタイでの世界戦は通算22敗1分。ほかに2013年、江藤光喜(白井・具志堅S)がWBAフライ級暫定王座を獲得したケースがある。

 正規王者となり2度目の防衛に成功したノックアウトは15勝7KO無敗。2014年大みそかの高山勝成(仲里)とのIBF&WBO王座決定戦、昨年3月のWBC王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)に続く世界挑戦失敗の大平は13勝1KO6敗3分。

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