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比嘉大吾の標的、WBC・F級はエルナンデスが新王者

2017年3月5日 0時30分

 タイのバンコクで4日行われたWBC世界フライ級王座決定戦は、ランキング2位フアン“チュリートス”エルナンデス(メキシコ)が1位ナワーポン・ソールンビサイ(タイ)に3回2分29秒TKO勝ち。前チャンピオンでS・フライ級で4階級制覇を達成したローマン・ゴンサレス(ニカラグア)のベルトを継承した。

 エルナンデスは初回、フットワークを使いカウンター狙いのボクシング。前進してチャンスをうかがうナワーポンをスピードで上回る。2回は距離を接近させたタイ人が挽回を図る。

 しかし11年8月、日本で当時のWBCミニマム級王者、井岡一翔(井岡)に挑戦して判定負け後、15連勝のエルナンデスが3回、強烈なアッパーカットをコネクトするとナワーポンは脚が大きくグラつくピンチ。追撃で倒したエルナンデスにナワーポンは立って続行に応じる。しかし再びマットに崩れるとレフェリーが止めた。

 1週間前、英国での決定戦でWBC世界S・バンタム級王者に就いたレイ・バルガスに続き敵地でメキシコに王座を持ち帰ったエルナンデスは34勝25KO2敗。バルガス同様プロモシオネス・デル・プエブロにサポートされる。プロ37戦目で初黒星のナワーポンは36勝28KO1敗。

 この試合は、デビューから11連続KO勝利をマークしているOPBF王者、ランク3位の比嘉大吾(白井・具志堅S)が生観戦。比嘉陣営は夏までに新チャンピオンへの挑戦を希望している。

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