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ゴロフキンはカネロ戦に集中か、WBO会長コメント

2017年4月19日 15時05分

 ミドル級世界3団体統一王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン=写真)が6月に母国開催を目指していたWBO王者ビリー・ジョー・サンダース(英)との統一戦を見送り、9月に実現が期待されるサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)とのビッグマッチに集中する見込みであることがわかった。

 ミドル級4団体完全制覇の野望を持つゴロフキンだが、6月のサンダース戦は、これまでも「実現が難しいのでは」という報道がいくつか出ていた。ボクシング・シーンは今回、WBOのフランシスコ・バルカルセル会長のコメントを紹介。統一戦のリクエストがWBOに届いていないことを明らかにした上で「私はこの試合が行われるとは思わない」と言い切った。

 ゴロフキンは3月、WBAレギュラー王者のダニエル・ジェイコブス(米)と対戦し、世界戦で初めてKOを逃して判定勝ち。サンダース側のプロモーター、フランク・ウォーレン氏は、ゴロフキンがこの試合でけがをして、サンダース戦に前向きではないとメディアに発言した。

 一方、ゴロフキンのトレーナー、アベル・サンチェス氏はけがの事実を否定しながらも、ゴロフキンにはジェイコブス戦の疲労があり、夏の試合に向けた準備に入れるような状態ではない、との見方を示している。

 正式な結論はまだ出ていないようだが、時間的な問題からも、統一戦の6月カザフスタン開催は難しいと言えそうだ。

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