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村田諒太の公開練習に100人、初世界戦まであと11日

2017年5月9日 15時40分

 有明コロシアムで20、21日に開催される「ボクシングフェス2017 SUPER 2 DAYS」の先陣を切り、20日にWBA世界ミドル級王座決定戦でランク1位アッサン・エンダム(仏=カメルーン)と王座を争う2位の村田諒太(帝拳)が9日、都内のジムで公開練習を行った。

田中トレーナーとのミット打ちで動きを確認する村田

 2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得し、翌年プロデビューした村田の世界初挑戦ということで、ジムには100人近い報道陣、関係者が詰めかける盛況ぶり。村田は記者会見で「多くのサポートをいただいた。それに恩返ししたい」と試合への決意を口にした。

 元WBOミドル級王者のエンダム(35勝21KO2敗)は世界タイトルマッチ経験も豊富で、キャリアでは村田(12勝9KO無敗)を大きく上回る。村田はエンダムについて「もちろんリスペクトはある。リスペクトする分、この選手に勝てば胸を張って強い選手に勝ったと言えると思う」と相手に不足なしを強調した。

練習後の村田を多くの報道陣が囲んだ

 対策を問われると「足を使ってくる相手なので、距離を詰める練習をしてきた」と説明した。ワンツーだけでなく返しのパンチを上下の打つことや、足の運びでエンダムのフットワークを封じるつもりで、田中繊大トレーナーは「捕まえられると思う。不用意なパンチをもらわないようにすることが大事」とむしろディフェンス面を課題に挙げた。

 記者会見のあとは、エンダム戦を控えたデビッド・レミュー(カナダ)のスパーリングパートナーを務めたことのあるパトリック・デイ(米)と2ラウンドのスパーリングを披露。体重もすでにリミットまで3キロを切り、スパーリングも残り2回となった村田は「ベストを尽くせば面白い試合になる。期待してほしい」と決意を語った。

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